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欧州で30年の舞台経験 古田昌子准教授のセブンルール





仕事をする上で大切にしている「7つのルール」を伺うシリーズの2回目。今回は、声楽や宗教曲を専門とする古田昌子准教授(音楽学部・音楽学科)のベストティーチャーたるゆえんに迫った。




1.YesかNoで自分の立場をきちんと示す

自分の意見をはっきり言えない人は、海外では何を考えているか分からない「ミステリアスな人」にされてしまう。


2.人生はサーフィンのようなもの!いつ来るか分からない波に乗るために、万全の準備を

その波に乗って上手くいくかどうかは、自分の直観に従う。

決断するのは自分自身。決して後悔をしないこと。


3.誤解を生まないように、言葉を尽くして説明する

コミュニケーションにおいて、「分かったつもり」は危険。

相手に分かりやすく説明することが、カルチャーやジェネレーションのギャップを埋めるための鍵になる。


4.「自信」とは、自分を受け入れ、信じること

自信とは、プレゼンテーションをして自分を大きく見せることではない。

ありのままの自分を受け入れること。そして、自分を信じること。


5.「目標」と「夢」と「幻想」を履き違えない

「目標」とは、現実的に目指せる次のステップ。

「夢」とは、今の自分には難しくてもポジティブな気持ちで目指せるもの。

その一方で「幻想」とは、自分の人生にはありえないもの。


6.いつも自分に対しても他人に対しても正直で誠実であること

自分に真正直に生きることはしんどい。

しかし、その正直さが人付き合いを正しい方に導く。


7.人生を振り返るのは晩年になってからで十分。前に進み続けることが大事

いつまでも過去にとらわれない。

今を生きることを大切に。


学生に向けたメッセージ

失敗を恐れず、新しいことにもどんどん挑戦してほしい。失敗を避けることはできない。失敗は、人生を軌道修正するための貴重な経験。大切なことは、その失敗を通して何を学び、その経験をどう生かしていくことができるか考えること。失敗を乗り越える心の強さと柔軟性(=人間力)の基礎を養ってほしい。


受講する学生からは

音楽学科2年生で宗教曲の授業を取っていたという学生からは、古田先生は丁寧で分かりやすく、親身になって教えてくださるとのこと。「授業を取っていない今でも、校内で会うと笑顔で挨拶してくださる優しい先生」と話してくれた。



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