【3・4月号掲載】産学提携で音楽を届ける スミリンケアライフと提携
更新日:2021年4月2日
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斉藤言子学長と中根義信代表取締役社長(撮影=K.C.Press編集部員)
2月27日、神戸女学院大学で住友林業グループ、スミリンケアライフ株式会社との産学連携協定締結の調印式が行われた。開会の礼拝から始まり、協定書調印後には、斉藤言子学長と中根義信代表取締役社長(スミリンケアライフ)の間で握手が交わされた。
スミリンケアライフが今年5月に開設するサービス付き高齢者向け住宅「エレガーノ西宮」で本学音楽学部、音楽研究科の学生・大学院生と卒業生が音楽のプログラムを提供する。今回の協定では音楽を介してエレガーノ西宮入居者の生活の質を上げることを目的とし、加えて学生が継続的に地域交流の場を通じて音楽活動ができるようになった。
本学は、特別コンサートおよび入居者との交流会を年7回、音楽学部教員による講演を年1回、音楽学部オーケストラによるエレガーノ西宮オープン記念コンサートをそれぞれ開催する。スミリンケアライフは演奏会を行う上での設備準備やコンサートの情報を入居者に発信するといったことを実施する。
協定は2021年3月31日までで、双方からの申し入れのない場合は一年延長となる。
音楽学部では01年から行っている「音楽によるアウトリーチ」を土台に今回の取り組みを行い、これまでは病院や幼稚園などでコンサートを開催してきたが、演奏だけでなく、それぞれの聞き手にあったプログラムを提供してきた。エレガーノ西宮に訪問する際も高齢者とのコミュニケーションを大切にするとともに、学生には演奏会後にフィードバックを行
うことで、社会の中で活躍できる人材を育てる。学生にとっては、継続的な地域交流の場があることで、より安定した深い学びが得られる。
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