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【3・4月号掲載】中村健名誉教授死去 辻井准教授に聞く

K.C.Press

更新日:2021年4月2日



     中村健音楽学部名誉教授(提供=音楽学部事務室)

 

 中村健音楽学部名誉教授(指揮・作曲)が1月8日に亡くなった。69歳だった。1990年から16年まで音楽学部でオーケストラや指揮、合唱などの指導に当たったり、クリスマス礼拝を現在の音楽礼拝の形式にしたりと精力的に活動した。

 中村名誉教授と生前親交の深かった辻井淳音楽学部准教授(ヴァイオリン)に話を聞いた。

 本学に勤務する前、中村名誉教授はドイツで指揮者として活動していた。普段はおおらかだが、確固たる意見を持っていて筋を曲げない人だったという。

 辻井准教授が驚いたエピソードがある。中村名誉教授がドイツの劇場で指揮者をしていたときのことだ。喜歌劇であるオペレッタの歌詞は全てドイツ語。指揮者は出演者の方言を指摘し、イントネーションを直してもらう必要がある。劇で必要な楽譜は電話帳ほどの厚さにも及ぶ。中村名誉教授はドイツ語を猛勉強し、全て訳して読み込んでいたという。

 葬儀は神戸栄光教会で1月11日に開かれ、会場には入り切れないほどの人が駆けつけ、哀悼の意を表した。

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