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【2021年3・4月号掲載】教員が語るコロナ生活

 コロナで影響を受けているのは学生だけではない。共通英語教育研究センターの田岡千明専任講師に話を聞いた。遠隔授業への変化で、柔軟な授業運営が難しくなったという。双方向型の授業でも学生の反応が読み取りにくい。提出物やテストもデータにしなければならず、当初はMoodleやZoomの管理が難しかったと話した。

 一方で遠隔授業の利点もある。語学に必要な反復学習は何度も練習できるオンデマンド授業が有効だという。対面授業を基盤に遠隔授業を組み込む形が望ましい授業形態だと考えている。


■学生の体調不良防止

 遠隔授業で電子機器を長時間見続けると、眼精疲労や頭痛を起こすことがある。授業による体調不良対策として先生が行っているのは、90分間詰め込んで指導しないことだ。短時間で学べるオンデマンド配信や雑談を挟むなど、画面を見続ける必要性をなくす工夫をしている。


■留学せず英語学習

 留学ができない状況下で効果的な英語学習の方法を聞いた。その場で生活することが留学の醍醐味だが、英語力の向上に関してはSNSや洋画、オンライン学習の方が効率的に勉強ができるという。重要なのは毎日の習慣化だ。

 「大変な時は後から振り返るとチャンスです。自分自身を変えられる時でもあります。つらい時こそ、ここから学べることは何かとポジティブな態度で臨み、必ず最後は上手くいくと信じてほしい」と話した。

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