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コロナ禍に新サークル誕生 「声劇研究会」

更新日:2021年5月31日

 

声劇研究会の部員たち(提供=声劇研究会)


【訂正】2021年5月30日に写真を差し替え、部長の名前を変更して再投稿しました。


 K.C.Pressが新サークル「声劇研究会」に取材した。答えてくれたのは創設者で部長の赤松千壽(ちとせ)さん(仮名・3年・環境バイオ)。


1.声劇研究会とはどのようなサークルですか?


 声のみで演技をするサークルです。普通の演劇とは違い、体や表情での演技ができないため、声に感情を乗せきることに重点を置きます。声劇の可能性は無限です。劇場を舞台として生で披露することもあれば、録音データをアップロードしてインターネット上で聴いてもらうこともできます。もちろんCDに起こしてオーディオ機器で聴いてもらうことも可能です。

 しかし、声劇研究会は役者だけでは成り立ちません。録音データに音楽や効果音を付けたり編集したりするスタッフが必要ですし、劇をするにも台本が必要です。役者でなくとも、欲しい人材はたくさんいます。


2.現在何人で活動していますか?


 現在の実質活動人数は6名です。全員2年生(2021年3月現在)で構成されています。随時部員を募集中です。


3.普段の活動内容はどういったものですか?


 コロナ禍で設立した研究会なので活動拠点がまだなく、普段はZoom上で週1回の活動をしています。主に発声や滑舌、標準語のアクセント練習、演技力の向上を目指して短編の台本読みをしたりしています。セリフ読みを読むときは自然と腹式呼吸を使えるようにする練習もしています。


4.なぜこの研究会を作ろうと思われたのですか?


 近年のアニメブームにより、声優という声の仕事を知る人が増えたと思います。私自身は元々演劇をしていた人間で、声だけでの演技という新たな領域に興味を持ち、声劇を始めました。声劇ならコロナ禍でも活動ができると思い、この機会に声劇の楽しさをいろんな人に知ってもらおうとこの度立ち上げました。


5.実際の活動に対する感想はどうですか?


 時期が時期なので対面での活動ができず、思うような練習ができていないというのが本音です。声劇に関して初心者なメンバーばかりなので、今は基礎的な練習をZoom上で行っていますが、この先本格的な練習や声劇の収録など、遠隔での活動には限界があります。早く対面で活動できることを願っています。


6.今後の展望について教えてください。


 まずは、大学公認の部活動になることを目指しています。完全に活動できるようになれば、声劇公演を開きたいと思っています。大学での内部公演から、外部のイベントへの参加などできれば理想です。また、収録した音源をインターネット上の特設サイトやYouTubeなどを利用し、いろんな方に聞いていただきたいと考えています。今は研究会ですが、この活動が大きくなればできることももっと増えてくると思います。なので今一番したいことはメンバーの増員ですね。(笑)



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